こんばんは。balbal4です。
前回、「ETFはこの7本を買いなさい」について、紹介させていただきました。
インデックス投資の重要性、投資のしやすさなどがよくわかりました。
今回は姉妹本である(?)「つみたてNISAはこの7本を買いなさい」を読んだ感想をご紹介します。
著者はモーニングスターの社長
「つみたてNISAはこの7本を買いなさい 世界NO.1投資評価会社のトップが教える安心、簡単な投資法」の著者は、同じくモーニングスター株式会社の代表取締役社長の朝倉智也さんです。
出版は2018年2月ですのでつみたてNISAの開始直後に発売されていますね。
本の中の記載では、金融庁は投資信託が顧客の長期的な資産形成に貢献するような魅力ある商品になってない!と怒っておいでのようです。なかなかの怒りを感じました。
銀行や証券会社は、顧客の資産形成をサポートするよりも、販売手数料が高い商品の売買を繰り返して利益を上げるビジネスであった、今もそうである面が強い。
昔グロソブが5兆円の巨大ファンドになっていましたが、あれも販売会社の戦略面が強かったんですね。
ちなみに日本には6000本を超える投資信託商品がありますが、2018年10月31日現在では 投資信託159本、ETF3本しかありません。
この162本のみが金融庁お墨付の顧客本位で資産形成を考えるファンドとなります。
読んでみた感想
投資初心者向けについて、NISAの制度を丁寧に説明しているところや、なぜ投資をないと資産が増えないのか?といった面も詳細に記載しています。
ポートフォリオ紹介もしていますので、初心者の指針になると思います。
投資とは、世界全体に投資する意味、地域を分散する、リスクとリターン、コストについては徹底的に記載されています。
自分の資産運用の目的を考えよう
これ、当然ですけど当たり前のことですよね。
なぜ貯金ではなく資産運用でお金を増やしたいのか?
いつまでにいくら目標とするのか?
海外旅行を豪華にしたい
高級車車が欲しい
老後の資金面で不安になりたくない
など、人それぞれのプランがあると思うのでよく考えることが重要です。
そして、投資といっても株式や不動産投資なども今色々ありますので、自分がどういった投資スタイルがいいのか考えるのもいいと思います。
その中でやっぱり投資信託となったら、利回りを計算してポートフォリオを組むことが可能です。
つみたて投資の優位性について
コツコツ積み立てはもちろん投資信託が便利です。今では100円から購入できますので。
投資信託のつみたてなら、まとまったお金がない人でも無理なく始められるのがいいところです。
また一度にまとまった投資をしたときと、つみたて投資をした時の過去実績比較をされていますが、もちろん積み立ての優位性を紹介してます。
ただし、2007年12月より開始としているときの比較ですので、その後2009年2月にはリーマンショック後の影響で基準価格は大きく下落します。
でも、2009年2月に一括投資していたら?
積み立てよりも底値でたくさんの「量」を購入できますので、現時点での評価益はもちろん一括投資のほうが含み利益が高いです。
そういった表現方法でどうとでも理解できる手法とも言えますので、暗に信じるだけではなく、別の角度からも理解していただいて、納得していただくことが重要です。
でも私は、人間どこが株価の底値かなんてわからないよな~って思いますので、結局積み立て投資をお薦めします。
初心者向けにポートフォリオ構築の紹介
筆者は10年以上積み立て投資するなら株式100%のポートフォリオをお勧めしています。
リスクをとって長期期間運用できるメリットを活かし、リターンを狙っています。
これは私も色々なデータから過去実績はそういう傾向であると認識しています。
だから今後もそうである確率は高いと思いますので、その投資法で実践中です。
10年以上では評価損になるリスクはかなり低くなります。20年以上ならなおさらです。
でも万が一リーマンショック級の株式相場下落が10年目に来てしまったら、マイナス評価になることもあると思います。9年間つみたて投資による含み利益があっても、一気に吹っ飛ぶほどすごいです(いやマジで、マイナス数十万でも泣きそうでした)
そういった出来事が起きた時に、自分がどこまで資産減少のリスクをとれるのかを考えることが重要です。
私の場合は、「生きている間でそんな局面、何回もあることじゃないよね!」って思っていますので、ある程度の覚悟は決めています。
結論:7本の買うべき投資信託とは
結論:資産クラス別に信託報酬が最も低いファンドの組み合わせをお勧めしています
金融庁お薦めの投資信託商品は、販売手数料ゼロ円(ノーロード)、信託報酬コストが一定水準以下、純資産額が一定以上など、「長期投資×積み立て×分散」に適したインデックスファンド商品がほとんどです。
選抜メンバーの中からさらに7福神を厳選しているので、コストが勝負となるかもしれませんが、資産規模や運用期間は考慮していない様子。
でも初心者からするとファンドの中身を見て色々検討するよりは単純なのかも?と思いますが、初心者よりちょっとだけLVが上がった人からすると、国別の割合は?ベンチマークは何?っとなりますね。
また、SBI証券、楽天証券でのおすすめポートフォリオも紹介していますので初心者はまずこれを参考にすると良いと思います。
本の紹介と関係はありませんが、つみたてNISA口座開設するならネット証券をお勧めしますよ。
それでは。
ただし投資は自己責任でお願いします。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
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